我が家の娘はもうすぐ11ヶ月になるのですが、いまだに夜中に何回も起きるほど夜泣きがひどい。大変な時だと9時に寝てから、1時間ごとに起きて朝の4時からは寝てくれないような日もあります。さすがに妻も体力的にダウン…。
小さな赤ちゃんを育てているパパ、ママの中にもお子さんの夜泣きに苦悩している方は多いのではないでしょうか?大人は寝る時間ですから、その時間に泣き叫ばれると参っちゃいますよね。
赤ちゃんの体調は問題ない、オムツも変えた、お乳はあげてるからお腹が減ってるわけじゃなさそう…、もう原因がわからないとこっちが泣きたくなる瞬間もありますよね。夜泣きが原因でこっちがストレス抱えてしまいそうなほど…。
なんて言われてしまうこともあるかもしれません。
子供の夜泣きにも個人差がありますし、全部の親御さんに理解してもらうのは不可能。わかってはいても、やはり誰かに頼りたくなってしまいます。
しかし、みんなが夜泣きと呼んでいる現象、もしかすると一般的な夜泣きとは少し違うものかもしれません。夜驚症というものもあり、しっかりとしたサポートを必要としている可能性もあります。
そこで、今回は夜泣きの原因と、夜泣きした時の対処法についてご紹介していきます。
この記事の目次
夜泣きはいつまで続くの?
夜泣きは、多くの子供で生後半年くらいから始まり、1歳半から2歳になる頃まで続きます。寝ている間に何かあったわけでもないのに、いきなり起きて泣き出すことを夜泣きと言います。
しかし、これにも大きく個人差があり、生後3ヶ月頃から夜泣きが始まる子や、2歳を過ぎても夜泣きが止まらない子供もいます。それとは逆に、夜泣きを全くしない子供もいるようです。
また、生後3ヶ月、6ヶ月頃から1歳、1歳半以降で夜泣きの質が変わってきます。
生後3ヶ月ごろの夜泣き
生後3ヶ月頃の夜泣きは、睡眠リズムや生活リズムが整っていないことが大きな原因です。まだママのお腹から出てきて3ヶ月しか経っていないので、周囲の生活環境に馴染めないのも仕方ないですよね。
生活リズムは放っておいても整うものではありません。
- 朝は7時ごろに起きて太陽の光を浴びる
- 夜は9時ごろに寝かしつけて、暗い部屋へ入る
生活の中で、このように朝と夜の区別を付けることが大事です。言葉で言って分かってくれる年齢ではないので、明るい、暗いと視覚的にわかるような状況で生活リズムを付けさせてあげましょう。
生後6ヶ月〜1歳の夜泣き
生後6ヶ月頃になると、赤ちゃんの生活リズムや睡眠サイクルがはっきりしてくる頃です。生活リズムがはっきりしてくれば寝てくれるのかというと、そんな事はありません。
生活リズが付くという事は、逆にいうとリズムが乱れやすい環境にあります。やっと整ったとしても、ちょっとした拍子にバランスが崩れてしまうんですね。なので、この時期の夜更かしは禁物です。
また、この時期になると
- 抱っこして歩くと寝てくれる
- お乳を吸ったままなら寝てくれる
- 抱っこ紐に入ってると寝てくれる
なんて寝るときのルーティーンが出来てきますよね。
でも、そう言ったルーティーンを引きずるのは良くありません。1歳を過ぎてもそれがないと寝られない子になってしまい、そのまま睡眠障害の原因となる可能性もあります。
特に、お乳を吸ったままじゃないと寝られない子は要注意。ママの断乳にも影響しますし、寝かしつけ練習を始めるタイミングでママしか担当できなくなってしまいます。
1歳半からの夜泣き
1歳半から2歳になっても夜泣きをする子供はいます。
と言っても、この頃には大人が話す言葉も少し分かってくれますし、寝る時には寝室へ行き暗い部屋で寝るということも理解してくれているでしょう。
つまり、自我が強くなるタイミングを迎えているんです。なのに、無理やり9時に寝かされるので、子供もストレスが溜まり夜泣きを起こしている可能性があります。
1歳半を過ぎるとこちらが話す言葉もある程度分かってくれるはずなので、寝るときの絵本読み聞かせや、子守唄などストレス無く寝付いてもらうための工夫が必要になってきますね。
夜泣きの原因はあるの?
何歳になっても夜泣きがある事はわかりましたが、実際のところ夜泣きを起こす大きな原因はあるのでしょうか?もし原因があるのであれば、その原因を突き止めて直したいところですよね。
お腹が減って起きちゃうの?
中には「お腹が減ったのかな?」と気になりそのまま布団の中でお乳をあげるママがいるかもしれません。しかし、これはやめた方がいいです。
こちらの記事でも紹介していますが、ママと子供が寝る体制でお乳をあげることを添い乳と言います。この添い乳が癖になると、乳離が出来ないだけではなく、夜なかなか寝てくれない(睡眠障害)子供になる可能性もあります。
基本的に夜泣きの原因はない
子供が夜泣きし出すと、多くのママは
- オムツが濡れてるのかな?
- 寝返りしてぶつかったかな?
- お腹が減っているのかな?
と心配になるでしょう。しかし、夜泣きで起きた場合は、特にこれといった外傷もなく、そのまま抱っこしているともう一度寝てくれることがあります。
何か原因があって起きたわけではなく、ただ泣いて起きてしまっただけ。何かすると寝るわけでもなく、抱っこしてゆらゆらしていたら寝てくれる。
実は、夜泣きの原因についてははっきりと解明されていないんです。これだけ悩まされている現象に原因がないとなるとガクッと肩を落としてしまいそうですが、これも子供の個性なのでしょうがないんですね。
多くの家庭ではママが子供をあやしているケースが多いのかもしれませんが、夜泣きがひどい時にはちゃんとパパに伝えて協力しましょう。我が家も僕が夜中に仕事をしていると、LINEでヘルプメッセージが来ることがあります。
夜泣きするのは赤ちゃんに悪いことではない
夜泣きを繰り返していると、赤ちゃんもまとまった睡眠が取れていないように思います。1歳前後の成長期なのに、夜中に何度も起きてしまうと脳の発達に影響しそうな気がしますよね。
でも、医学的には赤ちゃんの夜泣きは問題ないようです。パパ、ママがしっかり睡眠を取れて、赤ちゃんが1日の睡眠時間を満たしいているようであれば問題ないようです。
生後6ヶ月〜1歳頃までは夜中に2回程度の授乳が必要な赤ちゃんも珍しくありません。なので、それくらいの年齢で夜中に何度も起きるのは、問題ないでしょう。
ただ、毎日のように2時間間隔で夜泣きが起きると、大人も体力的に疲弊してしまいますよね。そんな時には夫婦交代で寝かしつけるのがいいでしょう。ちゃんとパパも子供の寝かしつけ方法を勉強しておかなければいけませんね。
どれだけ夜泣きするとしても、赤ちゃんにとってはそれぞれの個性。夜泣きしない子もいれば、短い間隔で夜泣きを繰り返す子もいます。さらに2歳になっても夜泣きする子もいるので、一概に原因や対策が出ません。
大人であっても、眠たいのに寝れなくてイライラする事ありますよね?もしかすると赤ちゃんも寝ようと思ってるのに気になることがあって寝られないのかもしれませんよ。
夜泣きの対処法は明確に決まっていない
夜泣きを起こしている家庭では、どうにかして夜泣きを止めたいと思っているかもしれませんが、実際のところ夜泣きの対処法などは解明されていません。
と言っても、子供にしっかりと寝てもらうための方法はいくつかあります。
- 運動不足の解消
- 寝る前にテレビを見ない
- 親の生活習慣を見直す
- 絵本を読み聞かせる
- 子守唄を聞かせる
- 下半身を温める
などいくつかの方法があるので、こちらの記事でまとめています。気になるかたはぜひご覧ください。
パニックになるほどの夜泣きは、夜驚症の可能性がある
睡眠には2種類あると言われています。眠りの浅いレム睡眠と、眠りの深いノンレム睡眠。
一般的な夜泣きはどちらかというとレム睡眠のタイミングで起きることが多いのですが、中にはレム睡眠に入ってからいきなり叫んで飛び起きる子供もいます。寝付いた2時間後〜3時間後にいきなり泣き叫んで起きてしまいます。
これを夜泣きとは区別して、夜驚症(やきょうしょう)と呼びます。夜に驚くと書いて夜驚症…。と言っても、驚くのは親の方かもしれません。
実は、我が家の息子も何度かその経験があります。
大人が驚くほどのパニック状態になる
妻と3人でいつも通り寝ていたら、夜中の2時くらいにいきなり「ぎゃー!!」と叫んで息子が飛び起きたんです。僕と妻もその声で目を覚ましたのですが、いきなりの事で何が起こっているか分かりませんでした。
息子は泣き叫びながら飛び起きて、そのまま走って部屋を出て行ってしまったんです。僕もふと我に帰り追いかけると、1階のリビングまで降りて床でゴロゴロ転がりながら泣いています。
話しかけても振り返りもしませんし、抱っこしてもバタバタと暴れます。僕も怖くなってしまい、寝付くまで抱きしめていたのを覚えています。5分〜10分くらいで寝てくれたんですが、本当に怖かった。
翌朝、子供は何も覚えていない
あれだけのパニック状態になっていたのに、翌朝息子に
と聞いてみると、「なにが?」って返事…。息子はなにも覚えていなかったんです。泣いて起きたことも、リビングまで駆け下りて行って、床でゴロゴロしながら叫んでいたことも。
これは怖いと思って調べてみると、夜驚症でした。
夜驚症は脳だけが起きている状態
夜驚症を起こして泣き叫んでいる時、子供の体内では脳(大脳辺縁系)だけが活発に活動している状態です。他の部分は寝ている状態なので、体は動くけどなにも覚えていないようですね。
大脳辺縁系というのは感情や情緒を司る部分なので、夜驚症でパニック状態に見える子供は寝ている途中に「怖い!」という感情だけが爆発して暴れ出すようです。
夜驚症の原因も解明されていない
実は、夜泣きと同じく夜驚症の原因もはっきりと解明されていません。
多くの場合は家庭の環境が変わった、寝る部屋など生活環境が変わった、パパ、ママの態度が変わったというような変化が原因とされていますが、はっきりとは分かっていません。
毎日の生活にちょっとした変化がおとずれることで、睡眠リズムを狂わせてしまうのかもしれません。
夜驚症が起きた時の対処法は見守ること
夜驚症を見ると、暴れまわる子供を前に立ち尽くしてしまう親御さんも多いようです。パニック状態の子供を見て、こっちがショックを起こしてしまいそう。
夜驚症を起こしている子供への対処法として最適なのは、ズバリしっかりと見守ること。何か手を差し伸べたりせず、子供を見守ることしかできません。
夜驚症は脳のうち大脳辺縁系だけが活動している状況なので、無理に抱っこしたり、捕まえたり、外部から刺激を与えると悪化する可能性もあります。僕は初めて見かけた時にはなにも知らずに抱きかかえてしまいましたが…。
また、翌日になってから子供に「なんであんなに暴れたの?」とかは聞かない方がいいようです。子供はなにも覚えていませんし、その話題を出したり説明したりすることで余計な心配をさせてしまう可能性がああります。
夜驚症を起こすと泣き叫び、走り回りますが、怪我をしないようにじっと見守るのが最善の方法だということです。
子供の夜泣きがひどい時にはパパもしっかり協力を
夜泣きがひどい時、どうしてもパパは
と一人で寝てしまいがちですが、なるべく一緒にいてあげましょう。育児はママ一人で行うものではありません。夫婦で協力することが大切です。
夜泣きがママに与える身体的、精神的ストレスを軽減することはもちろんですが、夜驚症というものもありますし、なるべく子供の近くにいてあげましょう。夜驚症は突発的なものなので、対処が難しいんです。
もしかすると、夜泣きで泣き叫んでいる子供は「パパがいない。」と心配になって泣いて寝付けないのかもしれませんよ?
子供の発達が気になっている親御さんは多いでしょう。「発達障害なのかな?」と心配になったり、中にはお子さんが発達障害を抱えており教育に不安を抱えている方もおられるはず。僕の息子も発達障害(ASD)を抱えているので、今後の教育に関してとても不安を抱えています。
意外だと思われるかもしれませんが、学習、勉強に興味を示してくれない子供に対して効果的なのが、語学学習!そう、英会話など外国語学習が子供の学習を促進してくれる可能性があります。
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