子育てコラム

子供の爪を噛む癖を治す!親ができる対処方法とおすすめグッズをご紹介。

子供の爪を噛む癖を治す!親ができる対処方法とおすすめグッズをご紹介。

子供の癖って気になりますよね。我が家の息子も爪を噛む癖があるので、僕も嫁も毎回注意しまくっています…。

爪を噛んでいると見た目が悪いだけではなくて、爪がボロボロになってしまったり、そのまま爪の形が悪くなってしまったり、深爪になってしまったり…と心配になります。子供はしっかりと手を洗えていないことが多いので、指についた雑菌が口に入ってしまうのも気になりますしね。

と言っても子供が爪を噛む癖は注意したところで簡単に治るものではありません。お姑さんから「愛情が足りないんじゃない?」なんて心無い言い方をされている方もいるのでは?

しかし、実は子供が爪を噛んでいるのは愛情が足りないなんて理由ではありません。今回は子供が爪を噛む理由、その解決方法効果的なグッズについてご紹介します。爪を噛む癖を治したいと思っている親御さんに、少しでも助けになれれば幸いです。

子供は無意識のうちに爪を噛んでしまう

小さな子供の癖の一つに指しゃぶりがありますよね。親指を口にくわえてチューチュー吸っている赤ちゃんは見ていても可愛いものです。

でも、これも子供の癖の一つ。指しゃぶりも、爪を噛むのも子供のうちに経験する癖というジャンルでは同じものなんです。

指しゃぶりをするのは、お母さんに抱っこされて暖かい体温を感じながらお乳を飲んでいるシーンを思い出しているからだそうです。つまり

  • 不安な時
  • 緊張している時
  • 寂しい時

にお母さんのお乳を思い出して指しゃぶりしているんです。

爪を噛んでしまう子供も、この指しゃぶりと同じような心境で爪を噛んでしまいます。ストレスを感じていたり、精神的に不安定な状況の時に爪を噛んで心を落ち着かせようとしています。

また、爪を噛む行為、その癖のことを専門的には「咬爪症(こうそうしょう)」と呼びます。単純な癖ですが、問題を抱えている子供も多いのでこういった名前がつけられています。

「爪を噛みたい」と思って爪を噛んでいるのではなく、自分の精神状態を安定させるために無意識のうちに爪を噛んでしまうんです。無意識の行動なので、注意してもなかなか改善することはありません。

3歳頃から爪を噛む癖が付きやすい

授乳期間中の赤ちゃんはお母さんのおっぱいを吸うことで気持ちを落ち着かせているそうですが、3歳頃になるとお乳を飲むこともなくなります。今までは指しゃぶりでなんとか気持ちを落ち着かせていたのかもしれませんが、授乳していないので指しゃぶりでも気持ちが落ち着くことはありません。

すると、指しゃぶりと似たような行動で爪を噛むようになります。指先の固い爪を歯でガシガシ噛むことで気持ちが落ち着くので、爪を噛む行為が癖になってしまうんです。

爪を噛んでしまう主な原因

爪を噛んでしまう原因

爪噛みの癖は注意しただけではなかなか治りません。我が家の息子にも「爪を噛むとかっこ悪いよ。」というと、「やめる!噛まない!」と言うのですが、ちょっと目を話すとすぐに爪を噛んでしまいます。

爪噛みをやめさせるためには、なぜ子供が爪を噛んでしまうのか、その原因をしっかりと把握することが大切です。

精神的にストレスを感じて爪を噛んでしまう

子供が爪を噛んでしまう一番大きな原因が、この精神的なストレス

子供が爪を噛むシチュエーションを観察したことがありますか?爪を噛みながら遊んでいる子供や、食事をしながら爪を噛む子供は少ないでしょう。友達と遊んでいたり、ご飯を食べていたり、おもちゃで遊んでいるようなシーンでは子供の心も落ち着いているので、爪を噛むことはありません。

子供が爪をよく爪を噛むシーンというと

  • テレビを見ている時
  • 食事など何かを待っている時
  • 勉強を始めた時

などが挙げられるはずです。ひとりぼっちになった感覚の時、自分がやりたくないことをやらなければいけない時などに爪を噛んでしまう子供が多くいます。

このように、子供がふと何も意識しなくなった時、ちょっとした精神的ストレスがかかる時に爪を噛んでしまいます。脳が精神的なストレスを、爪を噛んで和らげようとするんです。

大人になっても、

  • 指をポキポキ鳴らしたり
  • 髪の毛を触ったり
  • 貧乏ゆすりをしたり
  • 頬杖をしたり

することがあると思います。僕もヒゲを触る癖があるので、嫁に時々注意されることがあります。

こういった大人の癖も、子供の爪噛み癖と同じです。気持ちを安定させようとして体を触ったり動かしたりしてしまうんです。

完全な無意識で爪を噛む

先にも説明しましたが、爪を噛むことが習慣化してしまっている場合、完全に無意識で爪を噛んでいる子供もいます。

何かにストレスを感じているとか、不安になっているわけでもないのに、爪を噛むことが習慣になってしまっているので止められないようです。

「爪を噛まないで!」と注意されたとしても、爪を噛んでいた意識もないので直すことができません。いきなり怒られても何が悪いのか分からず、子供もちんぷんかんぷんのようです。

悪いことをしたつもりでもないのに大声で怒られてしまうので、そのストレスでさらに爪噛み癖が酷くなる子供もいます。

環境の変化、他の子供を真似して爪を噛むようになる

3歳頃になると多くの子が保育園に通うようになるでしょう。今まで家の中で親と一緒に生活していたのに、いきなり他の同い年の子供と生活しなければいけません。

そういった環境の変化が原因となって爪を噛み出してしまう子供も多くいます。

また、保育園に通うようになると他の同じ年代の子供と接触する機会も多くなります。中には保育園にストレスを感じでいて、ずっと爪を噛んでいる子供もいることでしょう。

3歳頃からは他の人の真似事をするようになるので、爪を噛む癖も真似してしまう可能性があります。我が子に原因がなくても、友達の真似事から爪噛みを初めてしまう子供もいるんです。

爪を噛むことによる影響

爪を噛むことによる影響

爪を噛むようになると、子供に対して様々な影響があります。すぐ治るものだけならいいのですが、もしかすると大人になっても影響を与える可能性があるので、しっかりと注意深く観察してあげましょう。

深爪になって指に菌が入る

爪を噛んだ後の指を見たことがありますか?

通常、人間の爪には先端の白い部分があります。皮膚についていない部分(伸びてきている部分)なので、肌色ではなく白色に見えますね。その白い部分がなくなるほど爪が短くなると深爪です。

爪噛みが癖になっている子供は限度がなくなってしまうので、先端の白い部分がなくなっても爪を噛み続けます。すると、どんどん爪の先端が後退していき、爪自体が短くなってしまいます。

指の先端よりも爪の方が後退している子供は完全な深爪状態と言えるでしょう。

深爪になると爪の先端に傷ができ、そこからバイ菌が指の中に入ってしまいます。最悪の場合、傷口が化膿するかもしれません。化膿してしまうと、放っておいても治ることはありません。

傷が酷くなるのもかわいそうですし、指の先端に傷跡を残したまま、変形したまま大人になってしまうかもしれません。特に女の子の場合、大人になってネイルをしたいのに出来なくなってしまう可能性があります。

深爪になって良いことはありませんし、深爪にならないためにも爪噛み癖は治したいですね。

爪自体が変形する

爪噛み癖のある子は、無意識のうちに限度なく爪を噛み続けます。すると、爪が短くなるだけではなく、爪に圧力がかかり続けるので変形してしまう恐れもあります。爪に縦筋が入ったり、表面が凸凹になってしまうこともあるようですね。

小さな頃は「痛そう、可愛そう」と思うだけかもしれませんが、指先というのは意外と他人からも見られているものです。

学生になって勉強している時も、大人になってから人と話す時も、食事をする時も、意外と人の指先を見てしまうものです。綺麗な女性(かっこいい男性)でも爪噛みで変形している爪を見るとちょっとショックですよね。

変形した爪は、大人になってから簡単に直すことは出来ません。整形するのも難しいポイントなので、定期的にネイルサロンへ通ってケアを続けるしかありません。かなり面倒ですし、無駄な出費が増えますね…。

指のバイ菌を舐めてしまう

外出先から家へ帰った時、トイレで用を足した後、何か汚いものを触った時、には手を洗いますよね。

でも、子供は手洗いを習慣化させるのが大変です。手を洗うのが面倒ですし、すぐに遊びたくなるので手を洗っているような暇はありません…。

手を洗っていない状態で爪噛みをすると、そういった手についているバイ菌がそのまま口の中へ入ってしまいます。バイ菌が入ることで腹痛を起こしたり体調を崩すケースもあれば、口の中で菌が繁殖して歯にダメージを与える場合もあります。

指の菌を口の中に入れないためにも爪噛みは止めさせて、しっかりと手洗いをさせたいですね。

爪噛みの癖を直すための対処法

爪噛み癖は見た目も悪いですし、子供自身にも悪影響を及ぼすものです。そのため、親としてはなんとかして爪噛み癖を止めさせたいと思いますよね。

しかし、爪噛み癖を止めさせるのは簡単ではありません。ここでは親として爪噛み癖を止めさせるようサポートできる方法をご紹介します。

子供の様子をしっかりと観察する

爪噛み癖を止めさせたいと思っていると、どうしても子供が爪を噛むシーンだけに目がいってしまいがちです。僕もそうでした。爪を噛んだ瞬間だけを見つけては「あー!」っと大きな声を出して注意することを繰り返しました。

しかし、実際になぜ子供が爪を噛んでいるのか、どんなシチュエーションで爪を噛むのかを観察しなければ、根本的な解決ができません。

もしかすると、一人で遊んでいる時だけ爪を噛むかもしれませんし、テレビを見ている時だけかもしれません。親に怒られた時にとっさに噛むかもしれませんし、人目から離れて隠れて爪を噛んでいるかもしれません。

まずは子供がどんなシチュエーションで爪を噛むのか把握して、爪を噛んでしまう原因をしっかりと考えてあげましょう。

爪噛みがダメな理由を説明する

5歳くらいになると親の言うこと(内容)が分かるようになりますよね。怒っているだけではなく、怒っている理由を説明すれば子供も内容を理解してくれるでしょう。

爪を噛まない!

と怒るだけではなく、「なんで爪を噛んではいけないのか」その理由を子供に説明してあげましょう。

  • 爪が変形する
  • 深爪になる

といった理由では子供も納得しないでしょう。何が悪いのか、深爪になってても痛くないから何ともないと思っているかもしれません、

そこで、

爪を噛んでるとバイ菌が口の中に入っちゃうよ!バイ菌が入ると病院行かないといけないかも。

といった感じで説明すると、子供も病院へ行くのは嫌なので爪噛みを少しだけ躊躇するようになります。我が家の息子もこの方法で少しずつ爪噛み癖が治りました。

優しく何度も声を掛ける

子供の中には完全に無意識で爪を噛んでしまう子もいるので、爪を噛んでいるのも見つけただけで

ダメでしょ!なんでそんなことするの!

いきなり怒られるとびっくりしてストレスを溜めてしまう可能性があります。自分は何垢悪いことをした意識はないのに、いきなり怒鳴られる。そのストレスが原因となって、さらに爪噛み癖が酷くなる可能性も…。

そこで、注意する時には優しく声をかけて、自分が爪を噛んでいる事実に気づかせるようにしましょう。爪を噛んでいるところを見つけたら

〇〇くん(〇〇ちゃん)、何してるの?

と優しく訪ねてみましょう。我が家の息子も、こうやって優しく声をかけると、とっさに手を隠して笑顔で「ごめんなさい。」と謝るようになりました。爪を噛むことがダメなことと理解してくれているようです。

これだけで爪噛み癖がなくなることはありませんが、注意する時は子供自身が爪を噛んでいることに気付かせることも大事です。自覚させた上で、爪噛みをしないように注意しましょう。

一緒に遊ぶ時間を増やす

子供の中には孤独を感じて爪噛み癖が付いてしまっている子もいます。赤ちゃんの指しゃぶりと同じように、親が与えてくれる心の落ち着きを求めているのかもしれません。

出来るだけ子供がしたい遊びを一緒になって楽しんだり、お風呂に入ってリラックスしている時には子供の話をじっくり聞いてあげたり、寝る前には今日楽しかった思い出話を聞いたり。

「あなたを何よりも大切にしている。」と言う愛情表現をしてあげることも、子供の精神状態を落ち着かせる上ではかなり重要です。常日頃から愛情表現をしているかもしれませんが、子供によって何を喜びとしているかは様々です。

何か喜んでくれること、楽しんでくれることは無いか、常に探してみましょう。

手に持てるおもちゃを与える

子供が爪を噛んでしまう原因として、手持ち無沙汰感を感じている可能性もあります。

保育園では常に何か持って遊んでいますし、工作の時間もあるでしょう。いつも何かしら手に持っているので爪を噛む余裕も無いほどかもしれません。

しかし、家に帰ってくると一人でおもちゃを使って遊ぶことも多いでしょうし、ボケーっとテレビを見ていることもあるかもしれません。そうなると、どうしても日中とのギャップが大きく手持ち無沙汰になりがち。

手が空いているので暇になって爪を噛んでいるかもしれません。

そこで、家の中でも手に持って遊べるおもちゃを渡してあげると効果的です。時に、手首に紐で吊るせるようなおもちゃだと、肌身離さず持ち歩けるので外出時にも役立つかもしれませんね。

爪噛み防止グッズを利用してみる

子供の爪噛み癖に悩んでいる親御さんはたくさんいます。そのため、爪噛み癖をやめさせるための商品も販売されているんです。

苦いマニキュア|ビターネイル

苦いマニキュア|ビターネイル

これは子供の爪噛みを防止するためのマニキュアです。そのまま爪に塗るタイプで、舐めると苦い味がするので子供の爪噛みを防止することができます。

苦い味がすると言っても体に害があるものではなく、鼻にくるような刺激臭もありません。お茶に含まれているような成分をメインとして作られています。おもちゃの誤飲防止剤にも使われているような成分ですね。

このビターネイルはギネスに認定されているような苦味成分を使用しているため、ほぼ100%の確率で子供の爪噛みを防止できるでしょう。苦味成分はちょっとかわいそうですが、子供の将来のために少し使ってみてもいいかもしれません。

有機溶剤などの薬品を使用していないので、爪を痛める心配もなく、リムーバーも使わずにぬるま湯で落とすことができます。しっかりお湯で手洗いしたり、お風呂に入った時に洗ってあげれば落ちます。

しかし、爪噛みが酷くて深爪になっている時には気をつけてください。傷口にしみるかもしれませんし、痛みを感じると二度と使ってくれないかもしれません。

赤ちゃん用ボディークリーム|パックスベビー

赤ちゃん用ボディクリーム|パックスベビー

こちらは赤ちゃんでも使用できるボディークリーム。

爪噛み防止なのに、なんでボディークリーム?

と思われるかもしれませんね。

実は子供ってかなり嗅覚が鋭いので、匂いの変化に敏感です。このクリームは保湿目的のもので特徴的な匂いがするわけではありませんが、爪を噛む瞬間にいつもと違う匂いがすることで躊躇する可能性があります。

無意識のうちに爪噛みしていた子も、手を顔の前まで持って行った時にいつもと違う匂いがすることで気付いてくれるかもしれません。

実際に新生児時期から使用できるボディークリームなので、もし舐めてしまっても体に害はありません。手の保湿と爪噛み防止の一石二鳥アイテムと言えるかもしれません。

子供の精神状態を安定させて、楽しみを探してあげることが大事

子供に爪噛み癖が付いてしまう多くの原因は、精神的に抱えているストレス。親の愛情が足りないと言う方もいますが、それよりも保育園や友達、家庭から受けるストレスが原因となっています。

さらに、爪噛みをするシチュエーションも子供によって様々なので、爪噛みをする瞬間だけを見るのではなく、どう言ったシチュエーションで爪を噛んでしまうのか観察してあげることも大切。

爪噛み癖は大人になっても治っていない方を多く見かけます。やはり見た目がいいものではありませんし、社会人になると爪噛みが原因で人付き合いに支障をきたす可能性もあります。(就職、営業など)

親として、しっかりと子供のうちからケアしてあげたいですね。

世界18の国と地域で展開している七田教室の英会話教材



子供の発達が気になっている親御さんは多いでしょう。「発達障害なのかな?」と心配になったり、中にはお子さんが発達障害を抱えており教育に不安を抱えている方もおられるはず。僕の息子も発達障害(ASD)を抱えているので、今後の教育に関してとても不安を抱えています。

意外だと思われるかもしれませんが、学習、勉強に興味を示してくれない子供に対して効果的なのが、語学学習!そう、英会話など外国語学習が子供の学習を促進してくれる可能性があります。

ここで紹介しているのは、七田式教室という日本でも有名な幼児教室が販売している英会話教材。七田式教室は子供の教育だけではなく、脳の発達や生活までフォーカスして展開している幼児教室。その七田式教室から販売されている英会話教材です。

  • 子供の発達を促進させたい
  • 何か学習、勉強するきっかけを与えたい
  • 育児、教育に対して不安がある

そんな方におすすめの教材ですので、気になる方はぜひ一度ご覧ください。