息子の成長

発達障害の息子が小学校でいじめられると言って帰ってきた

発達障害の息子が小学校でいじめられると言って帰ってきた

僕の息子は発達障害を抱えています。ASD(自閉症スペクトラム)という種類の発達障害で、他人の気持ちを理解したり、一般的なコミュニケーションを取るのが難しい状態。

知的障害を抱えているわけではないのですが、一つのことに集中しだすと周りが見えなくなったり、自分の好きなことしかできない。そのため、勉強がしたくない時には椅子に座っていることもできず、ウロウロと歩き出してしまう。

今年から小学校へ通っているのですが、やはりみんなと一緒に勉強するのはなかなか難しいみたい。でも、小学校は行くと本人が言ってくれるので、なんとなく安心していました。

しかしつい先日、息子はワンワンと大泣きしながら家へ帰ってきました。

友達と先生からいじめられた

友達と先生からいじめられる

玄関で大泣きしている息子に「どうしたの?」と聞いてみると

友達がいじめるし、先生も僕をいじめる!もう行かない!

と…。

コミュニケーションが取れないので友達からいじめられるというのは親としてなんとなく覚悟していたのですが、先生からもいじめられるとなるとびっくり。

入学の時点で先生には発達障害のことは話していましたし、ベテランの先生が担任を務めてくださっているので、その点は少し安心していました。でも、子供の話を聞くと先生がいじめると…。

友達に仲間外れにされる

友達から仲間外れにされた

友達がいじめると言うので話を聞いてみると、休み時間に友達が遊んでいるのを見て一緒に遊ぼうと思っても仲間に入れてもらえないと。相手にしてもらえなくて、一緒に遊んでもらえないそうです。

楽しそうだから一緒に遊ぼうと思っても、仲間に入れてくれない。

ASDを抱えていると他人と関係性を築くのが難しい

これは保育園の頃から心配だった点なのですが、やはりASDを抱えていると他人とコミュニケーションを取ることが難しく、なかなか輪に入ることができません。

自閉症と聞くと塞ぎ込んで自分の世界に入っている大人しい子供をイメージされる方も多いかもしれませんが、中には積極的に他人と関わりを持ちに行く子供もいます。でも、他人のことを考えることができないので、自分勝手な行動ばかり取ってしまう。

うちの息子もいろんな人に話しかけたり、一緒に遊んだりするのが好きなのですが、他人の気持ちを考えることができず、自分本位の事ばかり話したり、自分の好きな遊びばかりします。

小学生くらいになると、友達のしたい遊びや話したい事を気にして関係性を築くようになるはずですが、そう言った面で大きなストレスを抱えています。

一人で絵を描いて休み時間を過ごす

友達が遊んでくれない時は何してるの?と聞くと、一人で絵を描いて過ごしているそうです。好きなゲームや気になったキャラクターの絵を描いて、一人でずっと机に座っている。

本人は絵を描いているのが楽しいと言っているのですが、「友達と遊びたい?」と聞くと、「遊びたいけど、意地悪するから嫌。」と。

自分本位の遊びばかりするので、友達としてもなかなか一緒に遊べないのかもしれません。それに対して本人は絵を描くと言う行為でなんとかストレスを軽減しているようでした。

先生も話を聞いてくれない

学校の先生も話を聞いてくれない

「先生がいじめるってどう言う事?」と聞くと、友達にいじめられる事を先生に相談しても、先生も話を聞いてくれないとのことでした。

本人からしっかり説明ができていないと言うこともあるのかもしれませんが、先生も話を聞いてくれないと言うのは僕もちょっとびっくり。詳しく聞いてみると、話を聞いてくれないというか、何も対応してくれないとのこと。

先生もどうすればいいのか分からない

ちょっと気になって直接先生に話を聞いてみると、先生も息子から話は聞いているがどうしたらいいのか分からないとのこと。友達と遊びたいというのだけれど、友達の邪魔をするばかりで友達が離れてしまう…。

確かに、息子はそういったところがあるのですが、小学校の先生ってもう少しサポートしてくれるものだと思っていました。話を聞いてくれたり、友達との仲を取り持ってくれたり。

でも実際は発達障害を抱えている息子に対して、先生自身もどう接したらいいか分からないようです。

運動をする授業で仲良い友達ができた

運動する授業で友達と仲良くなれた

「いじめられた」といって帰ってきた翌日、息子は学校へ行きたくないといっていたのですが、なんとか説得して学校へ行ってもらうことに。これがいいことかどうかはいまだに分からないのですが…。

その日は公園へ行く授業があったようで、家へ帰ってくるなり「楽しかった!」と大声で報告してくれました。運動する授業があったのでみんなで走って「僕一番最後だった!」と嬉しそうに話してました。

好きなことが一致すると友達とも仲良くできる

友達からいじめられると言っていたので、正直今後の小学校クラスをどうしようか迷っていました。仲良しクラスというような障害を抱えている子たちのクラスに移動することも考えたのですが、やはり集団行動を身につけて欲しいと思い通常クラスでの授業を継続することに。

友達ができず、学校に楽しみがなくなってしまうのもかわいそうだと思ったのですが、やはり授業のこと、今後の社会生活のことを考えると苦労しながらでも通常クラスで授業を受ける方が本人のためになると思います。

友達にいじめられると言っていましたが、友達もいじめているわけではなく息子のテンションについて行けていないだけのようです。好きなことが一致すると息子とも遊んでくれるようで、運動の授業は本当に楽しそうに話してくれました。

小学校に入ったとしても先生に期待するのはやめた

小学校に入っても先生には期待しない

保育園の頃は先生がつきっきりで見てくれたりしていましたが、小学校に上がってからはそういうわけにもいきません。クラスの人数も増えますし、何より小学校は遊びに行く場所ではなく勉強しに行く場所。

先生もみんなと遊んでくれる先生ではなく、授業を教えてくれる先生です。そのため、発達障害を抱えていようが、クラスの一員として平等な扱いになります。

療育の先生に小学校でいじめられて先生にも話を聞いてもらえないと相談してみましたが、

「小学校の先生はそこまで親身に相談に乗ってくれることはないから、しっかり親から言うしかない。」

との返答でした。確かにその通り。子供の話だけでは先生も判断がつかないのでしょう。親からしっかりと相談するしかありません。

今後もこのようなことはたびたび訪れるのかもしれませんが、親が先生としっかりコミュニケーションを取れるような状態を築いておこうと思います。

発達障害を抱えた子供を持つ親にとって、小学校への入学はかなり大きな一大イベント。通常でも一大イベントかもしれませんが、やはり発達障害を抱えていると気になることも多いはず。

そんなときには先生に期待することはやめて、親がしっかりと先生とコミュニケーションを取れる状態を作っておきましょう。子供だけで解決させたいと思うかもしれませんが、まだまだ親がサポートするべきなのかもしれません。

世界18の国と地域で展開している七田教室の英会話教材



子供の発達が気になっている親御さんは多いでしょう。「発達障害なのかな?」と心配になったり、中にはお子さんが発達障害を抱えており教育に不安を抱えている方もおられるはず。僕の息子も発達障害(ASD)を抱えているので、今後の教育に関してとても不安を抱えています。

意外だと思われるかもしれませんが、学習、勉強に興味を示してくれない子供に対して効果的なのが、語学学習!そう、英会話など外国語学習が子供の学習を促進してくれる可能性があります。

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