子育てコラム

子供が離乳食を嫌がる原因と対策!むせたり、咳き込んだり、えずいたり…の対処方法をご紹介します。

子供が生後5ヶ月〜6ヶ月になると、楽しみな離乳食が始まりますよね。今までは母乳やミルクだけを飲んでいた赤ちゃんが、やっとパパ・ママと一緒に食卓を囲んで食事ができるようになります。

しかし、いざ離乳食をスタートしてみると、子供によってはなかなか食べ進めてくれなかったり、嫌がってベェっと吐いてしまったりしますよね。中には口の中に入れてむせたり、「おえぇ」とえずいたりする子供もいるでしょう。

我が家の娘も生後6ヶ月頃から離乳食を始めているのですが、いまだに(11ヶ月)口の中にいっぱい貯めて「おえっ」とえずいたり、むせたりすることがあります。

離乳食でむせたりえずいたりすると、赤ちゃんも気持ち悪いのか泣いてしまうこともありますね。体をのけぞって嫌がったり、口の中にご飯が入ってくるのを拒否したりすることも。

今回は、離乳食を食べた時にむせたり、嫌がったりする赤ちゃんに対して、どのように工夫すればいいのかご紹介します。

離乳食を始める時期についても疑問や不安を抱えているママが多いようですね。離乳食を始める時期と、食べていいものについてはこちらの記事でご紹介しています。

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離乳食を食べさせるときの悩み

離乳食を食べさせるときの悩み

離乳食を始めた頃は、赤ちゃんが初めて母乳やミルク以外のものを口にしてくれるので、ママとしても楽しいし家族全員が嬉しい瞬間でしょう。

  • ただ、離乳食を始めても
  • なかなか食べてくれない
  • 食べさせようとすると泣く
  • 離乳食を口に入れるとむせたり、えずいたりする

実際にママたちにはどんな悩みがあるのかをここでご紹介します。みなさんの赤ちゃんにも当てはまるものがあるかもしれません。もし、今の段階では問題なかったとしても注意が必要です。

離乳食を食べさせると泣く

今まで機嫌よく遊んでいたのに、離乳食を食べさせようとすると突然泣き出してしまう赤ちゃんがたくさんいます。泣いているときに無理やり食べさせようとすると、赤ちゃんが嫌がって離乳食をこぼしてしまうことも。

せっかく離乳食を準備したのに、泣きわめいて暴れられるとママにもストレスですよね。赤ちゃんが嫌がっている原因を直さなければいけないと分かっていても、どうしても食べさせるのが億劫になりがち。

この悩みを抱えているママは多いようで、赤ちゃんが離乳食のタイミングで泣き出したとしても、そこまで重く考えないでおきましょう。まずは抱っこしてあやしたり、その時は諦めて母乳やミルクに切り替えても問題ありません。

口の中に離乳食が入るとむせる、えずく

離乳食自体は喜んで食べてくれるのですが、口の中に入れるとむせて咳き込んだり、「おえっ」とえずく赤ちゃんもいます。我が家の娘もこれなんですが、なかなか治らずに苦労しました。

赤ちゃんの離乳食は10倍粥から始め、どんどん固形物を食べるようになっていきます。つまり、最初は液体状のものだったのが、ペースト状になり、最後は固形物になります。月齢が経つごとに離乳食の水分量も少なくなるので、それが原因でむせてしまうようですね。

また、粒が荒いものや、ちょっと乾燥した食べ物を口に入れると「おえっ」とえずく赤ちゃんもいます。口の中の水分が取られてしまい、うまく飲み込めないのでしょう。

赤ちゃんは離乳食が食べれるようになったと言っても、まだまだ食道が狭いので離乳食の粒の大きさ、水分量、口の中に入れる量には注意してあげましょう。えずく場合には、ちょっと小さく崩してあげるのが効果的です。

好き嫌い(偏食)がある

離乳食を始めた段階から偏食が起きる赤ちゃんもいます。お粥だけを食べたり、野菜ペーストだけを食べたり…。

それ以外の離乳食を食べなくなってしまうので、ママも困っちゃいますよね。栄養が偏ってしまいそうだし、このまま好き嫌いが続くと保育園の給食も問題になりそう。

ただ、離乳食段階では偏食をそこまで気にせず「ご飯を食べる」というポイントに注意する方が先決です。あれが嫌い、これを食べない、と色々あるかもしれませんが、まずはしっかりと口の中にご飯を入れて噛んで飲み込む、その動作に慣れてもらうのが大事。

その後、どうしても食べてくれないものがあって栄養の偏りがきになるのであれば、好きなものに少しずつ混ぜるようにして食べさせましょう。苦手なものでも、少しずつは食べるようになってくれます。

離乳食に悩みがある時、注意したいこと

離乳食で注意するべき事

泣く、むせる、好き嫌いする…、離乳食を始めると様々な悩みがあると思いますが、ママが発狂してしまう前に少し落ち着いて離乳食の内容を確認してみましょう。

赤ちゃんによってトラブルの原因も違いますが、まずは出来ることから対処していきましょう。

離乳食の温度が熱すぎないか、冷たくないか

離乳食を作る時は、基本的にやわらかく調理しなければいけないので、素材を茹でなければいけませんね。茹でたものをペースト状にすりつぶしたりして与えているはずです。

ベビーフードを与えている場合も、レトルト食品は湯煎したり電子レンジでチンしたりしなければいけません。冷たいものをそのまま与えることはないでしょう。

赤ちゃんは離乳食をスタートするまで母乳とミルクしか飲んでいません。ミルクの温度調整をするときに気づくと思いますが、小さな赤ちゃんの口に入るものは人肌に温度調整するのが基本です。そのため離乳食を与えるときにも、温度が人肌になっているか確認しましょう。

温度計で測るというのは現実的ではないので、離乳食を作ったあと食べさせる前に手の甲にちょっとだけ乗せてみましょう。熱かったり、冷たかったりしなければ大丈夫。一口だけ食べてみて、温度感を感じなければ人肌になっていると判断してもいいですね。

赤ちゃんが想像しているより熱いものが口に入ると泣き出したり、むせたりする原因になります。逆に、冷たいものでもむせてしまう赤ちゃんもいるようです。

温度が適切に調整されておらず、赤ちゃんに嫌な印象を与えてしまうと、それがトラウマで離乳食を食べなくなるケースもあります。

食材の大きさが適切か

離乳食をスタートした生後5ヶ月、6ヶ月くらいは10倍粥を食べるだけかもしれませんが、徐々にお粥の粒を大きくしたり、野菜を食べたりしなければいけません。

離乳食をペースト状で与えるのか、少し形(食感)を残した状態で食べさせるのか、判断が難しい時もありますよね。特に離乳食を初めて2ヶ月、3ヶ月経った頃からは色々なものを食べさせるので、食感の管理も重要です。

赤ちゃんは食道も細いので、あまり大きな塊を飲み込むことはできません。成長の度合いを超えた離乳食を食べてしまうと、それが原因でむせている可能性もあります。また、むせたショックで泣き出す子もいるでしょう。

「これは食べると辛くなる」と赤ちゃんが感じてしまうと、そのもの自体を嫌がるようになってしまいます。

味付けは濃すぎないか、薄すぎないか

離乳食を始めた最初の時期はお粥を食べるだけなので、基本的にはお米の味だけで大丈夫。無理に味付けすると、急に調味料を摂取することになるので拒絶されるかもしれません。

また、野菜ペーストやお魚を食べさせるときに、出汁を混ぜて食べさせる時もあるでしょう。自然な味付けで食事に慣れてもらうには必要な過程なのですが、その味付けは濃すぎないかちゃんと確認しなければいけません。

急に味の濃いものが口に入ると、嫌がる子供もいますし、えずいてしまう子供もいます。逆に、食事に慣れてきた子供の場合は味がついていないと嫌がるケースもあります。

離乳食のステップを確認して、適切な味付けを行いましょう。

離乳食が乾燥していないか、粘度は大丈夫か

離乳食を食べるときに赤ちゃんがイヤイヤ期になっていたり、遊びたくてなかなか食べ進めてくれない時、どうしても離乳食1食を食べるのに時間がかかってしまいますよね。

食べるのに時間がかかると、その時間で離乳食の水分が奪われて乾燥してくる可能性があります。ペースト状のものだったとしても、粘度が高くなりネバネバしてくることも。

乾燥していたりネバネバしていたりすると、口の中に入れたときにどうしても飲み込めず残ってしまいますよね。その感覚が嫌で泣き出す子供もいますし、中には飲み込めずにむせたりえづいたりする子もいます

離乳食に慣れていない子供に食べさせるときには、しっかりととろみが付いているか、水分量は適切か確認してあげましょう。なかなか進まない時はスープ状になるまでとろみをつけてもいいですね。

モグモグと噛める大きさ、固さになっているか

生後9ヶ月頃からはある程度固さのあるものでも食べられるようになります。でも、嫌がる赤ちゃんのことを考えて、全てを赤ちゃんの一口大に作るママもいるでしょう。小さくなるまで潰したり、ペースト状にして飲み込ませたり。

ただ、一口大にするのが全て正解とも言い切れません。一口大にしてしまうと、どうしても赤ちゃんは一気に飲み込もうとしますし、それが原因でむせたりえずいたりしている可能性があります。

特にパンなどは一口大にしてしまうと、一気に飲み込もうとして喉に引っかかって泣く子が多いようですね。

そのような場合には、赤ちゃんが歯で噛み切ってモグモグと噛めるような大きさにするのも効果的です。その時、生えそろっていない赤ちゃんの歯を考えた固さに調理してあげましょう。

離乳食を食べてもらうための工夫

離乳食を食べさせるときの工夫

赤ちゃんが離乳食を嫌がるのにはいろんな原因が考えられますが、最後に離乳食をしっかりと食べてもらうためにどんな工夫ができるか確認しましょう。

大人も一緒に食べてみる

離乳食を始めた頃は、パパ・ママにとっても離乳食が大きなイベントですから、赤ちゃんだけ食卓を別にして食べさせたりしますよね。そのほうが、ご飯をこぼす危険もありませんし、ちゃんと様子を見ながら離乳食を進められます。

ただ、離乳食をしっかりと食べてくれない、嫌がるときにはパパ・ママと同じ食卓を囲んで、一緒にご飯を食べるのも効果的です。

もしかすると、赤ちゃんは自分だけ変わったものを口に入れられていると思っているかもしれません。パパ・ママも口から食事を取るんだよと視覚的に教えることも大事ですね。

話しながら同じように食事をすると、赤ちゃんも喜んでくれるでしょう。離乳食を一口だけパパ・ママが食べてみて、「これは食べるものだよ。」と教えるのも効果的かもしれませんね。

食器・スプーンを変える

赤ちゃんは離乳食自体が嫌なのではなく、食事を与えられる食器の見た目や、スプーンの感触が嫌いなのかもしれません。特にスプーンの感触を嫌がる赤ちゃんは多いので、プラスチック製のものからシリコン製のものまで、たくさん揃えてみるといいでしょう。

リッチェル Richell トライ 離乳食スプーンセット

我が家ではこのようにスープ用スプーンと、固形物用スプーンが分かれているものを使っています。さらに、お出かけした時用のケースがついているので、ちょっと出先で離乳食を食べる時にも便利。

リッチェル Richell トライ 離乳食スプーンセット

シービージャパン 耐熱ボウル

さらに、食器はこのような色鮮やかなものを使うように変えました。毎回違う食器を使うことで、なんとなく娘の好みもわかって楽しいですし、これに変えてから食器に食いついてくれるような気がします。

シービージャパンから売られているこの食器は耐熱なので、このまま離乳食を入れて電子レンジでチンできるのも嬉しいポイント。チンしたらこの食器のまま食材をすりつぶすことも出来るので、離乳食を作る時の手間と、洗い物が減ります。

シービージャパン|耐熱ボウル

赤ちゃんの食べるペースに注意する

大人は食事を取るときに、美味しいものだとどんどん口に運んで食べられますよね。自分のペースで、口の中にあるものを飲み込めますし、次に欲しいと思ったら自分で取れます。

赤ちゃんはパパ・ママにスプーンで食べ物を運んでもらうので、自分のペースだけで食べる事が出来ません。口の中にまだ残っているのに、それに気づかず与え続けていると、赤ちゃんも嫌になりますよね。スプーンを見るだけで嫌になってしまうかもしれません。

そのため、離乳食をあげるときには赤ちゃんの口の中をちょくちょく確認してあげましょう。まだ残っていないかな?と確認して、口の中が空っぽになっているときにスプーンで差し出すようにしましょう。

機嫌が良くなるまで待つ

機嫌が悪くて離乳食を食べ進めてくれないときには、機嫌が良くなるまで待つのも一つの方法です。抱っこしたり、ちょっと遊んでみたり。機嫌が悪いだけで離乳食を拒否する赤ちゃんもいます。今は遊ぶタイミングだったのかもしれませんね。

でも、すぐに母乳やミルクをあげるのは避けましょう。母乳で気を紛らわせるような方法に走ってしまうと、いつまで経っても離乳食が始められません。

機嫌が悪くて離乳食を拒否しているようであれば、機嫌が良くなるまで待ってあげましょう。機嫌が良くなっているタイミングで食べさせてみると、意外とパクパク食べてくれたりします。

世界18の国と地域で展開している七田教室の英会話教材



子供の発達が気になっている親御さんは多いでしょう。「発達障害なのかな?」と心配になったり、中にはお子さんが発達障害を抱えており教育に不安を抱えている方もおられるはず。僕の息子も発達障害(ASD)を抱えているので、今後の教育に関してとても不安を抱えています。

意外だと思われるかもしれませんが、学習、勉強に興味を示してくれない子供に対して効果的なのが、語学学習!そう、英会話など外国語学習が子供の学習を促進してくれる可能性があります。

ここで紹介しているのは、七田式教室という日本でも有名な幼児教室が販売している英会話教材。七田式教室は子供の教育だけではなく、脳の発達や生活までフォーカスして展開している幼児教室。その七田式教室から販売されている英会話教材です。

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