我が家の息子が偏食気味だという記事を上げましたが、そもそも何故偏食になってしまうのでしょうか?また、その偏食を治す解決方法はあるのでしょうか?
今回は偏食の原因と解決法に関して僕なりに調べてまとめてみました。
この記事の目次
子供が偏食になる原因
子供が偏食になってしまう原因には、様々な要因があるようです。
子供が偏食になっていることを祖父母が「親の躾が悪いからだ!」なんて怒ることがあるようですが、全てが親の躾が悪いとは言えません。それ以外の要因が多くあります。
お子さんが偏食勝ちのお母さん、お父さんは自分の教育が間違っていたなんて考えるのは止めましょう。親は自分の教育に関してダメだしをされるのがストレスになりますし、そのストレスはお子さんにも伝わってしまいます。
初めて食べた時に美味しくなかった
子供は初めて食べたものの印象を思ったより覚えているものです。そのため、一度食べたときに「美味しくない!」と感じてしまうと、それ以降その食べ物を食べなくなってしまうこともあります。
「こんなに美味しいのに!」と怒ることがあるかもしれませんが、美味しくないというのは大人の味覚とは多少違うことがありますので、その点だけは注意しましょう。大人でも好き嫌いはありますよね。それくらい寛大に許してあげましょう。
味覚の本能的に”毒のあるものは苦い”、”腐っているものは酸っぱい”ということが理解されます。そのため、子供は野菜や酢の物などが苦手です。つまり、その食材が嫌いと言うよりはそのものの味が嫌いになっているケースが多くあります。
そういった場合には調理方法を変えてあげるといいかもしれませんね。同じ食材でも調理方法の違いで味が変わると美味しく食べてくれるかもしれません。
おやつをよく食べる
おやつをよく食べる場合にも偏食になりやすいようです。おやつが原因と言うよりは食生活の乱れ、特に食の時間が乱れている場合に偏食になりやすいようです。
人間の体は基本的に朝、昼、晩の3食をしっかりと摂ることが良いとされていますね。(健康食と言って1日1食だけの人もいますが・・・)つまり、ある程度決まった時間に食事を取ることによって次の食事に対しての意欲が出てきます。
おやつを良く食べる子供は「お腹が減る」と言う感覚が他の子供に比べて少なくなってしまうため”食”に対して前向きになれないようです。おやつは美味しいですよね、スナック菓子を良く食べる子供は多いようです。
やはり甘いもの、しょっぱいものを良く食べている子は普段の食事、おかずよりもお菓子が美味しいと感じてしまうので偏食になりがちだそうです。
食事の雰囲気が楽しくない
これは当然なのかもしれませんが、食事の時間が全く楽しくないために偏食になってしまう子供もいます。やはり子供の頃は楽しくないことはしたくありませんよね。
どうしても、”楽しいことがしたい”というよりは”楽しくないことはしたくない”と言う気持ちのほうが大きくなってしまいます。
食事が楽しくなくなる原因として、親が偏食を治そうとして無理やり食べさせることが挙げられます。自分は食べたくないのに、無理やり口元まで料理を運ばれて怖い顔で「食べなさい!」なんて言われてしまったら嫌になってしまいますよね。このように精神的なダメージから来る偏食も多いようですよ。
最近では小学校の給食でも「楽しく食べることが大事」と言う考えで、好き嫌いをした子供に無理やり食べさせるのは虐待だ!なんて言われてしまうようです。先生方も大変ですね・・・。
そういった親御さんに限って「偏食になったのは学校の先生が悪い!」なんて言うような気がするようなしないような・・・。
アレルギーが発生している
子供が何かを食べたときに、もしかしたらアレルギーがあったのかもしれません。子供ってご飯を食べた後すぐに走って遊びに行ってしまいますし、その時間にお母さんは食器の片づけをすることが多いでしょう。そうなると、食後の子供の様子ってあまりじっと観察することがありませんよね。
もしかすると、食事でアレルギーがあったとしても親御さんは気付けていなかったのかもしれないですね。子供は「○○を食べたら体が辛くなった」という記憶は残りますから、その後その料理が出てくると食べなくなってしまうかもしれません。
しかも、子供はその”食材”が悪かったとは理解できていないケースが多く「あのお皿のご飯はダメだ」と感じているのかもしれません。そうなってしまうと、どんなものでもそのお皿に乗ったものは食べてくれなくなります。
好き嫌い、偏食の解決方法
偏食を解決するのは思っているよりも大変なことです。子供が一度「嫌!」となってしまったのならそれを覆すのは大変です。
しかし、いつまでも偏食のままでは栄養が偏ってしまいますし、このまま大人になるのもかわいそうですよね。小学校になると学校給食が始まるでしょうし周りの子供と比べられることも出てくるかもしれません。
それまでにしっかりと直せるといいですよね。今回は我が家で実践した解決方法についてご紹介します。家ですぐに出来る方法なので、実践してみてください。
親が食べているところを見せる
まずは親がしっかりとお手本を見せてあげましょう。子供に言い聞かせるような方法は、言葉と行動をしっかりと理解できていないことが多いのでなかなか伝わりにくいです。特に発達障害の子供には理解させるのがとても大変です。
そのため、子供がなかなか食べたがらないものを親が食べて「美味しいね~」と言い合ってみてください。形で言うだけではなくしっかりと笑顔で。
美味しいということの意味までがしっかりと分かっていなかったとしても、「あれを食べると楽しいのかな」と思ってくれれば一緒になって食べてくれます。
そして子供が食べてくれたら「美味しいよね~!」と褒めてあげましょう。褒めるといっても、食べたことに対して「良く食べたね!」と褒めるよりは、美味しい物を一緒に食べている楽しさを伝えてあげるほうが効果的なようです。
子供の皿から食べる
どういうこと!?と思われるかもしれませんが、子供が食べたがらない物を親が横取りしてみてください。
先ほどのように、親が同じ物を食べているだけではなかなか理解できない子供もいるのですが、目の前にあるものを親が食べていると一緒になって食べたくなるようです。(取られて怒る子もいますが・・・)
特におかずは大人と子供では盛り付けが違うのかもしれませんね。そういった場合は子供のお皿から少しとって食べてみます。そして「美味しい~」と言うと、子供もマネをして自分のお皿から取ったおかずを食べてくれる場合があります。
子供も大人と同じ皿を使う
子供はおかずの種類、料理についてを理解できていない場合があります。おかずの見た目と言うよりは、その入れ物、お皿で判断している場合があります。そのため、親が食べているものと自分が食べているものは違うものだと思っているのかもしれません。
そこで、子供と全く同じお皿に大人も盛り付けをすると食べてくれることがあります。「お父さんが食べているやつ、これかな」と思って食べてくれるようです。我が家の息子には特にこの方法が効果的でした。息子は僕と同じ物を食べたかったようです(笑)
おやつも一緒に食べる
子供がおやつを食べるときにも親が一緒につまんでみましょう。子供はとられたことで怒るかもしれませんが、「あー、お腹いっぱい!晩御飯まで遊ぼうかな!」なんて言ってあげると、嬉しいのかおやつを食べるのを止めて遊んでくれます。一緒に食べて一緒に遊ぶ、それが楽しいのかもしれませんね。
子供がおやつから離れたときにはしっかりとおやつは片付けましょう。子供が手の届かないところに片付けて、「また明日食べようね」と声をかけてあげましょう。こうすることで、息子もおやつを食べ過ぎることはなくなりました。
単純におやつを禁止するのではなく、一緒に遊ぶ事でおやつを食べる量を制限するのが大事です。禁止ではなく、注意をそらして制限するよう心がけましょう。
親の好き嫌いを無くす
子供はしっかりと親の事を見ています。お父さんが嫌いなものがあって、その嫌いなものを横によけているのを見たりするとマネするようになります。自分も嫌いなものが出来たときに皿の横によけて、好きなものだけを食べるようになってしまいます。
僕も好き嫌いが結構あるので、なかなか難しかったです…。なかでもタマネギは最後まで食べれなかったので、嫁にお願いして最初から僕のお皿からはタマネギを抜いてもらいました。
最初から入っていないのでお皿に入っているものは全部食べられます。すると、子供も真似してしっかりと食べてくれるようになりました。ウソみたいな話ですが、結構効果的な方法だったと思います。
といっても、息子ももう6歳。ちょっとサラダが出てくると「あ、タマネギ食べれないんやろー?」とバカにするようになりました…。今となっては息子の方が好き嫌いが少ないかもしれません。
好き嫌いをなくして食事を楽しく!
偏食がちなお子さんと食事をするのは大変ですよね。偏食を治そうと努力してもなかなか言うことは聞いてくれませんし、ご飯が美味しくないのかなと落ち込んでしまったり・・・。
でも、子供もふざけてそんな偏食になっているのではありません。面白がっている場合もあるかもしれませんが、何か原因があります。その原因をしっかりと見つけて対処しましょう。
食事の時間が楽しくなると、毎日の食事が楽しみになりますよ。やはり食事は家族全員で取れるのが理想ですね。
子供の発達が気になっている親御さんは多いでしょう。「発達障害なのかな?」と心配になったり、中にはお子さんが発達障害を抱えており教育に不安を抱えている方もおられるはず。僕の息子も発達障害(ASD)を抱えているので、今後の教育に関してとても不安を抱えています。
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